wiredのblackberry key2の記事を読んだ感想。
掲題の件、まぁ、ふざけてるのかなぁ、という記事。本来なら原文を読んで批判するべきなんだろうけど、それにしてもふざけていると思うので久しぶりに筆をとった。
正直なところ、僕が思うblackberry keyoneの不満点は物理キーの数の少なさだけであり、同じ数のキーを持つkey2は値段などの理由から購入予定がないので文句を垂れるのは筋違いかもしれないが、それでも何だかイライラするので書いておきたい。
まず、記事の冒頭でkeyoneの物理キーボードがひどいことを肯定しているが、後ろの行で「物理的なキーボードによる入力の利点はある」のはどういうことなのか。「画面上に表示されるソフトウェアキーボードより使いやすいとは決して言えな」いものをどうしてわざわざ使って太鼓持ちみたいな文章を書く必要があるのだろうか? そんな趣旨替えはしてほしくないし、ハードウェアキーボードが好きでないなら、そう書くべきだし『時代遅れを更に強調させる』『どの道、骨董品マニアのコレクション端末に他ならない』『後継機種が出るなんて、骨董品マニアは意外と多いらしい』ぐらいの文章にしないとkeyoneの記事と整合性が取れないだろう。むしろそんな記事を期待していたのにガッカリだ。読者をなめているのだろうか。
そもそもハードウェアキーボードも悪くないって文章を書いているということは、この筆者は今までハードキーのついた端末を使ったことがない可能性もあるわけで、それだったらkeyoneも触ってから文章書けばいいのに、と思ってしまう。
で、この文章で一番まずいのは、(少なくとも)keyoneの時から存在している機能を取り上げている点。下手したらprivとかpassportの時からの機能もあるのでは?
例を挙げると、
・TCL集団製、Android、DTEK
・スペースバーの指紋センサー
・アプリをQWERTYキーの一つひとつに登録して呼び出せる
・丸2日間はバッテリーが持続する。
なんだろう、時代遅れは私の記事でした、というオチでもつけたかったのだろうか。この記事は一部の文を変えるだけでkeyoneのレビュー記事といっても十分通用する記事だと思うし、結局この記事からは何が言いたいのか、あんまり読むことができない。人を選ぶ端末ならkeyoneもそうだし、とにかく、この記事はkey2の記事として考えると読むに値しないものであることは間違いないだろう。
※twitterでは勢い余ってしまったので、これが「億万長者の記事(笑)」ってことで。
※keyoneとkey2は記事の筆者が違うよう。