おでんと鶏肉そして酒

日々、感じたことや思ったことをつづるブログ

言葉と文章

 人間、自分の思いを、表情とか、言葉とか、文章を使うことで表現すると思うんだけど、それがしは最近、言葉とか文章で自分を表現したり、相手に何かを伝えることが非常に難しいと感じるようになってしまった。今書いている文章も学生時代だったら何の迷いもなくスラッと書けていたはずなのに、何度もリライトしている。何でこんなにも短い文章で何度も書き直しているのか全くわからず、非常に自分の能力の衰えというんではないんだけれども、そういったものに恐怖を感じるぐらいだ(つぶやこうとしても何回も書き直しそうだ)。

 文章で「これはまずいな」と初めに思ったのが「あばよXP〜(2つ前の記事)」を書いた時。「あれ、なんでこんなに頭の中のものを表現できなくなっているんだろう?」とすごく不思議になった。次にマウスを買った話を書いた時も、自分で読んでて大して面白くない文章で、何度書き直しても自分で納得いく文章にならない。昔は文章を書くことがこんなに苦ではなかったはずなのに。やはり、自分の感情を表す文章を書いていなかったのが原因なのだろうか。
 仕事では割と文章を書く。連絡文がほとんどだけど。要は「頭書の件〜」とかで始まるやつなのだが、そういった文は「まぁこんなもんでいいだろう」という文がそこそこ書けるようになってきたのだが、もしかしたら、そういうことと引き換えにフィーリングで書く文章が書けなくなってしまったのかもしれない。ただ、文章については仕事で連絡文を書くぐらいだから、今のところ、それほど支障は出てない。

 文章より怖いのは言葉だ。仕事の話なら順序だてて話をしていこうと考えて口に出せるようになってきたのだが、その反面、同期とか後輩と会話をする時に、全く会話ができなくなってしまった。耳が聞こえるから発音とかそういった部分は全く問題はないのだが、自分の頭の中にあるものを言葉として表そうとすると、話しているこっちが「何を言いたいのかわからない」と感じてしまうほど言葉が出てこない。おまけに世間話として何か話そうと思っても口から出てくるのは大抵不満と愚痴。理路整然としているわけでもなく滅茶苦茶に話している、というより発音しているだけ。全く会話になっていないのだ。自分でも話したいことがないのが原因なのかもしれないけど、それでも会話が本当にできなくなってきている。こういう話がしたい、というのを頭の中で整理しても思ったとおりに話せないことが多い。

 大丈夫なのか、それがしは。結構不安である。この文章にしても、ある程度まとまっているかも知れないが、自分なりの表現がほとんどできておらず、満足のできない文章だ。

 それでも記すのは、自分がブログにアップしたという記録を残すためだ。